よろこんで!**してみました。

40代後半のオジさんが、何気ない日常生活で楽しいと思うことを、つれづれに書く雑記ブログ。美術・落語・スポーツ観戦・グルメ・お酒等々。たまには、なにか語ることもあるかも・・・

ラーメン:「煮干中華そば 鈴蘭」@中野に食べに行ってみました。

昨日(9/18)は、あれから、昔の職場の同僚と新橋で心ゆくまで飲みました。週の初めから飛ばし過ぎですね。で、飲むと、やっぱり食べたくなるのがラーメン。

もう、若くない(何べんも書きますが・・・)ので、飲んだ日には、もう食べられません。ということで、飲んだ翌日が私のラーメン日和、夕食がてら、行ってきました。今日は休肝日です。

 

【目次】

 

(1) お店

煮干中華そば 鈴蘭さん

https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131902/13179671/

中野駅南口を出て大通りを南に。マルイの少し先。駅から歩いて5分くらいでしょうか。

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(2) 場所

 

(3) 営業時間・休み

11:30 ~ 22:00  月曜休(月曜が祝日の場合、翌火曜日)

 

(4) 訪問時間

9/19(火) 21:50頃

会社の帰りに夕食で寄りました。本当は、前に行ったことのある中野の「肉煮干し中華そば さいころ」さんに食べに行くつもりでしたが、なんとお休み。張り紙を見ると

「9/21 再オープン」(えぇぇ。うそぉぉ)

ということで、急遽、近くで食べログ評価の高いこちらの店に行きました。初めての訪問です。閉店時間を考えずに行ったので、結構、ぎりぎりでした。入れてよかった。

(みなさん、営業時間はきちんと調べてから行きましょう!)

 

(5) 注文

濃厚煮干そば:750円 ※ お店の一押し

食券購入スタイルです。

頼んでから5分少々で出てきます。

海老つけ麺等もあります。梅ちりめんの火薬ご飯(100円)もありますが、初めてだったので、ここはお店のお薦めのみを注文。

 

(6) ラーメン分析(勝手ながら)

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・スープ:煮干のスープですが、看板通り、かなり濃厚です。魚介系のスープですが、「こってり」系と言っても良いのではないでしょうか。初めて出会った味!という感じです。煮干しのポタージュとまで言うと、言い過ぎかもしれませんが。この濃厚なスープが、とても美味しくて、癖になりそうな味でした。ただ、ストレートに煮干し!というような感じではなく、いろいろと複雑な味だともいます。油も入っていて、こってりではありますが、煮干しなので、もたれる・重い、という感じではなく、最後まで美味しく食べられました。

こってり度は5段階中3というところでしょうか(自己基準。5はあの千駄ヶ谷ホープ軒想定)

 

・麺:中太麺です。堅めの麺で、とても好きなゆで加減でした。濃厚煮干スープとあいまって、歯ごたえも良く、こちらも私の好きな麺でした。太さは桂花を5段階中3とすると3.7くらいですかね。(これまた自己基準)

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・具材:チャーシュー(2枚)、メンマ1本(?!)、ノリ(1枚)、玉ねぎ、ネギ、ナルト(1枚)

チャーシューは2枚入っていますが、このチャーシューも今までにない感じで、ローストビーフのような感じです。こってりチャーシューだとこってり煮干スープと、お互いの主張が強すぎて喧嘩しちゃう、また、うまく仲良く交じり合えない、だからこのチャーシューなのかなと思います。美味しいです。(ただ、個人的には追加チャーシューまでは頼まなくて良いかなと思います。2枚くらいが丁度いい)

 

こちらはメンマが特徴的です。一本という感じで入っていますが、ひだになっているところが、とても柔らかくて、口の中で溶けそう。これがスープと相まって、これは美味しかった。

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あと、八王子ラーメンが注目されてから、玉ねぎトッピングが増えているような気がします。私が行くところが、たまたまそういうところだったのかもしれませんが。さっぱりしていて、私は好きです。

 

(7) 所感

こちらのお店、急遽、予定変更で行ったのですが、店に着くと目に入るのは、看板にも、店の窓にも、中の壁にも書かれた「煮干の旨さ 教えます!」

そこまで言うなら、教えてもらいましょう!ということで、入りましたが、確かに美味しかったですね。他にも煮干系スープを出すところは多くありますが、ちょっと他にはない味でした。メンマもチャーシューも、他にはない感じ。中野は通勤経路で乗り換えの駅なので、これまであまり途中下車しなかったのですが、たまには寄るのも良いかなぁと思いました。もし「煮干系=あっさり」というようなイメージで行くと、ちょっと違うと思うかもしれませんね。でも、是非、一度、試してみてはいかがでしょうか。

 

  中野は比較的個性的なラーメン屋さんが多い思います。会社帰りに、また、ちょっと寄ってみようと思います。ちなみに明日も(また)会社の飲み会なので、訪れる日は、そう遠くないかも・・・

 

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(私はどこにいるでしょう)

  

・・・ソファーの背もたれの上ですね。ゆっくりしてください。ではでは。

 

グルメ:男の一人飲み

今日は、衝撃的なニュースがありました。

山本KID選手が、亡くなられた。最初に出てきたときの強さに衝撃を受けたのを思い出します。若いのに残念です。ご冥福をお祈りします。

 

今日は19:00から飲み会ですが、それまで、おじさん一人、0次会です。また、飲んでますねぇ。。。

 

ここは新橋、銀だこハイボール酒場。外は、どしゃ降りの雨が少し落ち着いたところ。店も混んできました。

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たこ焼きは琉球ポン酢おろし。ビール唐揚セット1090円のビールは早々に飲み干して、すでにギガハイボール(680円)に。

飲みすぎないようにしないと。(あと、メガネを忘れないようにしないと^_^;)

今週も頑張ります!

ではでは。

 

 

 

美術展:「野間コレクションの白眉 横山大観と再興院展の仲間たち 展」@講談社野間記念館に行ってきました。

こんばんは。今日は、ついに、我が西武ライオンズにマジック点灯。とてもうれしいですが、マジック点灯後、ソフトバンクに巻き返されて優勝できなかった年があります。それを考えると最後まで、気は抜けません。優勝を信じてます。

 

と、野球とは全く関係ないのですが、また、美術展に行ってきましたので、報告です。

 

[目次] 

 

I.展覧会概要

(1)展覧会名称

「野間コレクションの白眉 横山大観と再興院展の仲間たち 展」

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(パンフレット表)

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(パンフレット裏)

  

(2) 場所

講談社野間記念館

www.nomamuseum.kodansha.co.jp

 

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椿山荘横の小さな美術館です。前回は目白駅から20分弱歩いて行きました。今回は実家に車で帰っていたこともあり、近くの駐車場に停めました。停めたところは25分200円でした。車の場合、近辺の駐車場は20分200円、60分400円と料金/時間がまちまちですので、事前にナビアプリ等で確認して行かれた方が良いかと思います。結構、細い路地に入る駐車場もありますので、注意です。

電車では有楽町線江戸川橋護国寺から10分くらい。東西線早稲田からも15分くらいで歩けますが、どこからも、行きは結構な上り坂を通ります。目白からの場合、道は平たんです。新宿や目白から椿山荘近くのバス停で降りるのが、一番、楽かもしれません。

 

(3) 会期

2018/9/8(土)~10/21(日) ※ 月・火曜日休館です。祝日の場合、水曜以降に振替えです。

 

(4) 開館時間

10:00〜17:00 ※ 入館は16:30までです。ナイトミュージアムはありません。

 

(5) 訪問時間

9/17(月・祝) 15:40頃 鑑賞時間は45分程度です。


(6) 料金

大人500円、学生300円、小学生以下無料

※ 500円で入ってます。なお、スタンプカードがあり、4回来館してハンコを押すと1回無料になります。有効期限はないですので、お得です。


(7) 混雑状況

来館者は7・8人いましたが、混んではいません。ゆっくり見られます。


(8) 写真撮影

NGです。 


(9) ミュージアムショップ

絵ハガキ3枚購入です。一枚100円(税込み)です。

クレジットカード利用は多分 NG。

このほか、クリアファイルや一筆箋などもあります。展覧会の図録的なものはなかったです。

  

(10) 美術館メモ

4部屋で構成されたこじんまりした美術館です。講談社だからこその、雑誌の表紙・巻頭で利用された絵などのコレクションが展示されています。


(11) 行くきっかけ

前回展覧会で訪問したとき、今回の展覧会があることを知りました。

yorocon.hatenablog.com前回、美術館の展示内容、規模など、とても見やすくて、良かったので、今回も行ってみることにしました。

 

II. 展覧会所感

(1) 個人的な所感

今年は横山大観生誕150年なので、私も行きましたが東京国立近代美術館の展覧会など、特に大観の絵を見る機会が多いように思います。今回は野間コレクションから大観と日本美術院再興のときの仲間となる画家の絵が展示されています。

大観の作品は16点程。加えて、大観直筆の手紙や、大観が手掛けた「大日本史」(昭和3年10月30日発行)の装丁、生々流転の縮図複製等が展示されています。

本展は大観作品の展示数は必ずしも多くないのですが、大きな屏風絵、掛け軸の絵等、バリエーションもありますので、それなりに大観を堪能することができると思います。

 

(2) 展覧会の構成と気になる作品

こちらの美術館は4室なので、4部構成です。最初の2室は大観中心の展示で大作もあります。後の2室は、同時代の画家の作品が中心で、比較的小品(色紙など)が多く展示されています。この構成は、前回の展覧会のときも同じでした。

 

I. 横山大観の佳作(第1室)

最初コーナーは大観の作品&直筆の手紙や装丁などです。

11点の絵画作品がありますが、この部屋では富士山は1点のみです。水墨等ありますが、この部屋では六曲一双の「千与四郎」が、まず、目に入ります。パンフレット裏の下の方の絵がそれです。(写真は光が反射して見にくいですが)

「千与四郎」は千利休の幼少の頃の名前。男の子はチケット・パンフの表にも印刷されていますが、屏風向かって左側の男の子が「千与四郎」です。庭石や木の幹などにたらしこみの技法が利用されていて、繊細なグラデーションの表現があったり、緑の葉の中に赤く色づいた葉がまぎれることで大胆の色の対比が印象的である等、素晴らしい作品だと思いますが・・・

大観の描く「千与四郎」の顔などは、私はあんまり好きな感じではありません。ちょっと顔がアンバランスで、目の黒目もちぐはぐな感じを受けます。(みなさん、いかがでしょう)大観は人の顔はやっぱり苦手だと思います、個人的に。

 

なお、ここのエリアでは以下の絵ハガキを購入しました。

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(「飛泉」 昭和3年(1928) 飛泉=滝です。構図は滝をアップにしていますが、滝が岩を流れ、川に流れ込む感じ等、ダイナミックさのある作品だと思いました)

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(大正大震災火災 大正12年(1923) 「大正大震災大火災」の表紙原画とのこと。炎が建物・町を勢いよく包み込む感じが、伝わってきます)

 

II 大観と富士(第2室)

大観といえば、やはり富士山のイメージが強いですが、この部屋に集結しています。ダイナミックな構成の絵、色の対比等で鮮烈な印象を与える絵、大胆にデザイン化された絵等、いろいろなタイプの絵があります。この部屋ではそれらの絵を鑑賞することができます。パンフの裏面左上の「霊峰」(大正10年(1921)頃)は、水墨画ですが、手前の樹木のかすんだ感じが、遥か彼方の白く輪郭のはっきりした富士を上手く引き立てていると思います。また、「富士・三保図」(明治43年(1910))は、六曲一双の屏風で向かって右に青が鮮やかな富士、左に三保の松が連なる構成となっています。

そして、ここでは以下の絵の絵ハガキを購入しました。

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(「不盡山、羽衣、三保」(大正5・6年(1916)) こちらは三保の松原に天女が下りるお話が題材です。それぞれが一幅の掛け軸になっています。最初から3つの掛け軸を1セットにしようと考えられた訳ではないみたいですが、最初から意図して描かれたような自然な絵のつながりがあると思います。こちらの富士は鋭角にデフォルメされて描かれていますが、大観の初期の富士の絵の特徴とのことでした。この天女の顔は、先ほど悪く書いた(^^;)「千与四郎」のようには、アンバランスではなく、大観の絵では良い出来だと思います)

 

III 横山大観と再興院の仲間たち(第3室)

こちらの部屋は大観の絵もありますが、仲間たちの絵が中心的に配置されています。

前室にも橋本雅邦、下村観山の絵がありますが、ここでは大観とともに竹内栖鳳上村松園川合玉堂、小室翠雲が描いたに講談社の記念品の漆器の原画が展示されていたり、キングに掲載した絵の原画として安田靫彦小林古径速水御舟の作品が展示されています。この辺が、講談社の野間コレクションならではの作品群だと思います。

 

IV 院展作家たちの「十二ヵ月図」(第4室)

最後の部屋では、院展作家が十二ヵ月を題材に色紙に描いた作品が並びます。

11人の画家が、それぞれに十二ヵ月の風物詩や情景を描いた作品群で、それぞれが捉える季節・月のイメージが比較でき、おもしろい展示だと思います。個人的には酒井三良の絵に出てくる風景と人物(特に人物の表情)がほんわかした感じで好きでした。

 

(3) 最後に

 この辺は椿山荘、細川家庭園等、散策にも適したところが多くあります。緑も多いですし、坂が多いのが少し難ですが、散策ついでに、こちらの美術館にも是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?第2室の富士など、ゆっくり鑑賞できて、良いと思います。

 

それでは、また、次の美術展まで。

 

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(おかえり)

 

・・・ただいま。ではでは。

 

美術展:「没後50年 藤田嗣治展」@東京都美術館に行ってきました。

こんにちは。昨日、調子に乗って飲み過ぎて、まだ眠いです・・・

さて、この前の金曜日、ラグビーを見に行く前に、会社を早上がりして行った展覧会です。

 

[目次] 

 

I.展覧会概要

(1)展覧会名称

「没後50年 藤田嗣治展」

foujita2018.jp

   

(2) 場所

東京都美術館上野駅公園口から動物園の脇の方に入ったところで歩いて7~8分くらいです。

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www.tobikan.jp

東京都美術館の展覧会は今年4回目です。今年、一番来ている美術館ですね。

前回は、これで来ました。

yorocon.hatenablog.comこの後、ムンク展(2018/10/27~)、クリムト展(2019/4/23~)とあるので、今後も目が離せません。

 

(3) 会期

2018/7/31(火)~10/8(月・祝) ※ 月曜日休館ですが、3連休の9/17(月)、9/24(月)、10/8(月・最終日)は開館で翌火曜が閉館です。

 

(4) 開館時間

9:30〜17:30 ※ 入室は閉館30分前まで。金曜日はナイトミュージアムで20:00まで開館

 

(5) 訪問時間

9/14(金) 16:15頃 鑑賞時間は90分程度でした。


(6) 料金

大人1,600円、大・専門生1,100円、高校生800円、65歳以上1,000円、中学生以下無料

※ 通常料金で買いました。9/19(水)は65歳以上の方は無料です。


(7) 混雑状況

人は多いです。入場券も金曜の16:15で2つの窓口にそれぞれ7~8人並んでいるので、休日はもっと混むと思います。また、会期末になると更に混むと思います。ナイトミュージアムで行く方が、ゆっくり見られるかも。(想像です)

いずれにせよ、見に行く予定の方は早めに行った方が良いです。


(8) 写真撮影

NGです。


(9) ミュージアムショップ

東京都美術館は入り口にもミュージアムショップがありますし、展示会場出口にも特設のショップがあります。絵ハガキは1枚120円ですが、あまり種類は無いように見受けられました。売り切れた可能性もあります。

今回は、思い切ってカタログ(2,400円)を購入しました。結構、見ごたえがあったので。

クレジットカード利用はOKです。(入場券もカードOKでした。入場券を見るとVISA、Master、セゾン、あと中国のカードでJCBは利用可になっていないようでした)

  

(10) 美術館メモ

人は多かったのですが、比較的展示スペースが広めにゆったり取られているので、ぎゅうぎゅうになることはなかったです。休日は結構混むかもしれませんね。

展示は1階から2階、3階とに分かれています。階を上がるエスカレータまでの通路に年表や記録映画「現代日本」の上映スペースがあります。

3階に上った後も中のエレベータを利用して1階に戻り、再度鑑賞することができます。


(11) 行くきっかけ

情報はあちらこちらから得てました。(プーシキン展に行ったときに次回予告がありましたし)

でも、個人的には、最初は行くか、行かないか、迷って、行かなくても良いや、と思ってました。それは、私が、もともと藤田の画風がめちゃくちゃ好き!というほどではなかったのと、これまでも国立近代美術館(竹橋)の展示や、藝大美術館(上野)の展覧会等々で結構、見てきたという頭もあって、わざわざ行かなくてもと思っていました。

そんな中、家の奥様がこの展覧会に8月末頃行って、「良かった」と聞いたもので、気になり始め、仕事も落ち着いてきたので、ちょっと早上がりできたら、会社帰りに見に行こう!と思い、めでたく思いが成就した次第です。

結論から言って、「行ってよかったぁ」(最初から行けばよかった)という感じです。

 

 

II. 展覧会所感

(1) 個人的な所感

今回の展覧会は

「私は世界に日本人として生きたいと願う。」

という言葉から始まり、フジタの画業の全貌を解き明かす大回顧展と銘打ています。

その言葉の通り、初期の作品からフランスで乳白色の絵が誕生するまで、南米を放浪を経ての日本への帰国、そして戦争。戦後、ニューヨークから、またフランスに渡ってから画業。という具合に、藤田の歴史をたどりながら、その時代時代の作品が展示されています。画家の時代時代での画風がよくわかる構成となっていて、質・量ともに充実した「大回顧展」にふさわしい内容であると思います。この展覧会を見て、私は藤田が好きになった気がします。

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(2) 展覧会の構成と気になる作品

I 原風景 - 家族と風景

藤田は陸軍軍医の藤田嗣章(つぐあきら)の4人兄弟の末っ子として生まれています。家柄は当時ではかなりの名家です。東京芸大の前身の東京美術学校に入学します。その頃はあまり優等生という感じではなかったようです。藤田は結構、家族の絵も残しています。そのころの画風はこちら。

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(「婦人像」1909 最初の妻・とみに似ているとのこと。黒田清輝和田英作に師事していたとのことで、当時の「日本の油絵」という感じがします)

 

II はじまりのパリ - 第一次世界大戦をはさんで

このころの藤田の画風は模索の後が伺えます。キュビズム、親友モディリアーニ風の人物画、そして乳白色につながるような絵。

1917年から日本美術を本格的に研究しています。海外で日本人として成功するための模索を続け、乳白色に細い線の画風にたどり着くには、この研究も影響していたと思います。

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(「キュビズム静物」 1914 フジタっぽくないですよね)

 

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(「花を持つ少女」 1918 よく知っているフジタになってきました)

 

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(「アネモネ」 1918 白基調の中に鮮やかな赤い花と薄いピンクの花が映えます。フジタの繊細さがよく出ている作品と思いました)

 

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(「貝殻のある生物」 1924 フジタの出世作といえば

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「私の部屋、目覚まし時計のある静物」 1921 ですが、黒人の絵のある時計がユーモラスで、小物類が並ぶところも、こちらの絵の方が、なんとなく好きです。黒人が描かれているのはジャズが流行ってたからのようです)

1920年代前半に乳白色の画風を確立し、フジタはフランスで成功をおさめます。

 

III 1920年代の自画像と肖像 - 時代をまとう人の姿

こちらでは、藤田の自画像、藤田が描いた肖像画が並びます。

最初の肖像画(1921)はまだ不安そうな表情ですが、1926年頃の肖像画は自身みなぎる感じ、猫もいたずらっぽい表情で登場してきて、画家の充実ぶりが伺えます。

 

IV 「乳白色の裸婦」の時代

いよいよフジタの乳白色の裸婦の絵が登場します。このころは、背景にタピスリーなど色・柄のある布を描き、乳白色を際立たせています。

また、第一次世界大戦後のインフレでフラン救済を訴えるポスターや1920年代の狂乱の時代の舞踏会のポスターなどを手掛けています。このようなポスターを手掛けているということはフジタがいかにフランスに溶け込んでいたかを表していると思います。

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(第4回芸術家友好援助会(AAAA)舞踏会 1926 表現があまりに官能的で地下鉄から撤去要請があったが、それに芸術家が反対運動を起こしたという、パリに論争を巻き起こす問題作だったようです。でも、この絵がすでに1920年代に描かれ、ポスターになっているというのが、すごいです)

 

・V 1930年代・旅する画家 - 北米・中南米・アジア

この頃のフジタの絵は、知らなかったです。今回、鑑賞できて良かったです。フジタの新しい一面を見た気がします。中南米時代は、乳白色とは打って変わったド派手な色遣い、会場の説明では「グロテスクな」と表現されるような絵が続きます。

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(「婦人像(リオ)」 1932 この絵、まだ落ち着いている方です)

そして、日本に戻っての藤田はこんな感じです。

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(「自画像」 1936 日本はちょっと退屈そうかもしれませんね)

そして、いよいよ戦争へと向かいます。

 

VI-1 「歴史」に直面する - 二度目の「大戦」との遭遇

ここでは藤田の言葉を紹介します。

「私程、戦に縁のある男はいない。1913年、初めて巴里に来て1年目に欧州大戦争(=第一次世界大戦)にぶつかり、日本帰れば日支事変(=日中戦争)に会ひ、5月に巴里へ来て、この9月には又戦争(=第二次世界大戦)にでくはし、まるで戦争を背負って歩いている男だ」

 

VI-2 「歴史」に直面する - 作戦記録画へ

この時の藤田はこんな感じです。

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(「自画像」 1943 おなじみのおかっぱを丸刈りにして、日本にいることを決意していますが、あえて逆光の自分を描くことで、その時の気持ちも表わされているように思います)

そして「アッツ島玉砕」(1943)、「サイパン島同胞臣節を全うす」という作戦記録画に行きつきます。私は東京国立近代美術館(竹橋)で、何回もこの絵を見ましたが、本当に藤田が書いたのかと思われるほど、暗いこげ茶色の色調に画面全体で人が組んずほぐれつしていて、凄惨な殺戮シーンや自決、死体というような絵が、それも丹念に丁寧に緻密に描かれています。「アッツ島玉砕」は藤田曰く作戦記録画中「尤も快心の作」と言っています。この「快心」というのと絵の凄惨さが、戦後の私には結びつかず、藤田がどのような思いでこれらの絵を描いていたのか、はかり知ることができないところです。

この戦争画が、結局、藤田を「戦争協力者」にまつりあげ、日本から追われるように出ていく原因となりました。

 

VII 戦後の20年 - 東京・ニューヨーク・パリ

戦後、藤田はニューヨークを経て、パリに着き、帰化します。そして洗礼も受け、日本に戻ることなく、自らが建てた教会に眠ります。(ランスのフジタ礼拝堂)

パンフの絵「カフェ」(1949)はニューヨークでパリを思いながら、書かれたものとのことです。

この頃のフジタの絵は、こんな感じで、前のフランス時代から、さらに進化した(私が思うところですが)絵になっています。

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(「機械の時代」 1958-59 フジタには大人の世界を子どもで表現する絵が、よくあります。乳白色を基調としつつも色遣いも鮮やかで、かつテーマもおもしろい。私はこの頃のフジタの絵は好きです)

 

VIII カトリックへの道行き

フジタは早いころから宗教的なものに興味はあったようです。そして最後に洗礼を受け、カトリックの教会の装飾も手掛けています。宗教画のシーンにフジタそのものが登場している点はおもしろくもあり、興味深いです。

以前、損保ジャパン日本興亜美術館でフランスのランス美術館でも展示されていましたが、次の絵を紹介です。

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(「マドンナ」 1963 アメリカのマルペッサ・ドーンという女優がモデルとのこと。これまで見たことのないマドンナ像です)

 

(3) 最後に

まだまだ、多くの絵が展示されていますが、図録を買ったので、ほんの少し、ご紹介しました。これから、芸術の秋、三連休もありますので、もしよろしければいかがでしょうか。混んでいるかもしれませんので、その点はご注意を。

では、昨年2017年11月にパリ・モンパルナスを訪問した時のカフェの写真で終わります。きっと、フジタも来ていたような。

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(私も描いて)

 

・・・僕には、チョッと。ではでは。

 

グルメ:男の家飲み3

家飲みの時間です。

 

また、飲んでるとお思いかもしれませんが、これが私のガソリンです。かなり燃費悪いですが(旧式ですから^_^;)

 

  さて、男には背中から翼が伸びる時があります。会社から出るとき、趣味を楽しんでるとき、そして・・・

 

  そうです、奥さんが出かけているとき。いちばん大きな翼が伸びるのでは。

 

三連休初日、今日は奥様が実家にお帰りでお泊まり。私はお猫様のお世話でお留守番(よっしゃ)朝から、この時間を待ってました。

外に行くことも考えましたが、アド街美の巨人たち(いずれもテレ東)と好きなテレビが続くので、家飲みをセレクト。給料前ですしね。

 

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厳選セレクションは近所のOKストアで買った大好きなマグロの寿司にシメサバ。ファミマの焼き鳥も!ファミチキ引換券もゲット(つぎ、使います)

ビールもちょっと贅沢、クラフトビール。もう、今は飲んじゃいましたが(そろそろ次に)

 

  では、皆さん、連休初日、秋の夜長を楽しみましょう!

 

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(また飲んでぇ)

 

・・・内緒ね。ではでは。乾杯!

 

ラグビー:トップリーグ サントリー vs 神戸製鋼に来ました。

今は、試合開始前の秩父宮ラグビー場

今シーズン、初観戦。雨は、大丈夫そうかな。結構、入ってます。端っこにしか座れなくて、お目当てのダン・カーターは遥か彼方。。。

見えません^_^;

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(練習中)

 

お供はこれですよ、これ。

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(私の定番、唐揚 & 焼そば)

 

19:30 キックオフ!楽しみ〜

 

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(良いねぇ)  ※ 昨日のお猫様

 

・・・留守番よろしく!ではでは。

 

 

 

美術展:「菅原青生展」@藤屋画廊(銀座)に行ってきました。

こんばんは。昨日も、同じことを書きましたが、涼しくなりました。半袖で通勤している身として、いつ、長袖に切り替えるか、難しい問題です。メタボのオジさんは暑がりなので・・・  と、オジさんの服装はどうでも良いことですが、

 

昨日は、なんとなく仕事のキリが良かったので、定時そこそこで帰って、次のギャラリーに行ってきました。展示期間が短いので、急いで報告です。

 

[目次] 

 

I.展覧会概要

(1)展覧会名称

「菅原青生」展

※ 「すがわら あおい」さんと読むようです。私も初めて絵を見ましたが、今回の画廊では3回目の個展のようです。

作家の紹介は、

www.sugawaraaoi.comです。作品はこんな感じです。

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(2) 場所

藤屋画廊

※ 銀座二丁目で、銀座一丁目の駅近く、中央通り沿いのとっても行きやすい場所にあります。私はついでに銀座一丁目の肉のサトウ(吉祥寺が本店のメンチカツが有名な店)にいって、夕食のメンチカツをがっつり買っていきました。

 

なお、入り口はこんな感じです。入口にはフラッグがあるので、わかりやすいです。帽子屋さんの脇を入り2階に上がります。

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画廊のfacebookに他の絵の画像も紹介されています。

www.facebook.com

(3) 会期

2018/9/11(火)~9/16(日) ※ この間の休みはないです。

 

(4) 開館時間

12:00〜19:00

 

(5) 訪問時間

9/11(火) 18:30頃 鑑賞時間は10分程度です。


(6) 料金

無料です。

 

(7) 混雑状況

私が行ったときは3人くらい見ている方がいました。


(8) 写真撮影

どうでしょう。きっとNGでしょう。(係の人はいましたが、聞けませんでした) 


(9) ミュージアムショップ

ギャラリーなので、展示している絵そのものを買うことができるかも。いつか、買えるようになりたいものです。でも、そういうつもり(=買うつもり)で見ていると、美術館で絵を見るのとは、また違った目線も出てきて、楽しいです。なお、最初に掲載した絵は絵ハガキで自由にもらうことができました。

  

(10) 美術館メモ

銀座のど真ん中とも言える場所なので、買い物に行ったとき、食事に行ったときにちょっと寄れます。また、部屋が明るくて、入りやすく、見やすいギャラリーだなぁと思いました。とても、好印象を持てました。作品は20点弱くらいでしょうか。


(11) 行くきっかけ

これもチラシミュージアムです。チラシミュージアムに最初に掲載した絵が載っていて、興味をもって行きました。久々にギャラリーに行きたかったのもあるし、銀座なので会社帰りに行けるし、というところです。

 

II. 展覧会所感

(1) 個人的な所感

最初に掲載した絵はスケーティングを題材にしています。

明るい色調、素早いタッチで瞬間瞬間の動き捉える、という感じですが、その時のモデルの表情も印象的で、掲載した絵はスケーターが肉体の疲労の中で何かを表現しようとしている、その瞬間の表情を捉えていると感じました。(作者の意図するところと違うかもしれませんが、私の感じ方ということで)

このほかにも、フィギュアスケートで、両腕を広げて、滑りを加速させる中、次の演技に向かうスケーターの笑顔の中にある緊張感を捉えた作品が、印象に残りました。(これも、私が受けたイメージですが)

 

(2) 展覧会の構成と気になる作品

スケーティングや、殺陣を演じる役者を題材にした作品等、動きとその中で見せるモデルの表情を捉えた作品を中心に展示されていますが、大作で光の中の裸婦像や印象派的なタッチで庭の中を歩く少女を描いた作品等もあります。また、少しギュスターブ・モローを思わせるような作品もありました。

 

(3) 最後に

画廊に入るまでのところで、飾られていた作品を少し紹介して終わります。

先に肉のサトーで買い物をしたので、ガラスに映っちゃっていますが、それはご愛敬で。(先にメンチを買っちゃたもので、絵を見ている最中、メンチの匂いがしていないか、ちょっと気になりました。今度はメンチを買う前に絵を見るようにしないと、反省、反省)

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 (夜だったので、街と帽子屋さんの光が反射して見にくいかもしれませんが、雰囲気だけでも)

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あっ、肉のサトウの紙袋が映ってる。

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右の絵は少しモローっぽくないですか?

 

ということで、以上です。

 

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(メンチは食べない)

 

・・・では、次は別のものを買ってきます。ではでは。